2024.02.01UP 余剰資金の運用におすすめな方法とは？人気な投資先3選も紹介！
今回は、余剰資金の投資方法とおすすめの投資先についてお伝えします。
余剰資金は、生活環境やライフスタイルによって異なるため、ご自分の資産運用の目的や余剰資金に合わせて
ご自分が無理なく取り組める投資方法について考えていきましょう。
投資初心者の方にもおすすめの内容なので、この機会に余剰資金を使った資産運用を始めましょう！
余剰資金とは？
生活環境により、余剰資金の基準は変わりますが、一般的には、預貯金から非常時に必要とされる資金を差し引いて余ったお金のことです。
または、多少減ってしまっても生活に影響を与えることがないお金のことを指します。
余剰資金とはどんな資金？
余剰資金がどの程度のお金を指すのか、どんな性質のお金を指すのかは個人の考え方やライフスタイルによって変わってきます。
重要なのは、お金を使う時期や目的によって分類していくことです。
①生活防衛費～生活を送るために最低限必要な資金
②準備資金～将来使う予定のある資金
③余剰資金～当面の間は使う予定のない資金
以上、3つにお金の使い道を分類していくことで、余剰資金がどの程度残るのかが明確になり、将来の資産形成にも取り組みやすくなります。
余剰資金の算出方法
余剰資金を作る為の基本的な方法として「貯蓄」があります。貯蓄が苦手な方は、「毎月の固定費の削減」と「家計の把握」を見直してみましょう。
毎月の支払額を減らす事で、貯蓄がしやすくなります。また、家計の収支を把握する事で無駄があれば改善をし、貯蓄額を増やす事で余剰資金を増やしていくことができます。
もう一つ、資産運用で余剰資金を増やしていく方法があります。個人向け国債の購入であれば、元本が保証された状態で少しずつ資産を増やすことができます。
余剰資金を運用するメリット
余剰資金を預貯金ではなく投資に回すことで、運用成果によっては大きなリターンを期待でき、効率よく資産形成を図ることができます。
余剰資金を運用するメリットは、
①将来のための資産形成ができる。
②福利効果で資産を増やすことができる。
③不労所得を得ることができる。
①と②は、中長期で余剰資金を運用することで、将来的に大きなリターンを得ることができ、福利効果で資産形成の速度を上げることができます。
③は、持っている投資信託や株で得られる配当金や不動産収入として家賃収入など、定期的に収入を得ることができます。
余剰資金の運用方法の決め方
資産運用には、複数の種類があるので、投資期間、投資目的、運用資産額を明確に決めてから、どの投資方法が自分に適しているのかを考え、
自分の生活スタイルや運用金額などにより、自分にあった最適な運用方法を決めていきます。
運用後の資金の活用時期で投資先を決める
余剰資金で資産運用を行い、投資で得た収益や配当金を再投資することで、福利効果で更に資産を増やしていくことができます。
その為、教育資金や老後資金などの資産形成を目的とした長期運用がおすすめです。
目標投資額を決めて、目標の金額に達した時に売却するサイクルを短期的に繰り返して利益を狙う、短期投資の方法もあります。
投資方法によって得た利益の使い方も異なるため、資産運用を長期的に行うのか、短期的に行うのかが変わってきます。
許容できる運用リスクで投資先を決める
資産運用を始める場合、「何のために投資をするのか」を明確にし、自分のリスク許容度を把握しておくことが重要です。
リスク許容度は、投資している資産の価格が変動した場合、どの程度のマイナスまでは受け入れることが出来るのかを測るものになります。
例えば、「老後資金のためにお金を増やしたい」という場合は、何歳までにいくら必要なのかを明確にし、自分自身の年齢や投資可能な金額から逆算すると
必要なリターンや適した投資先も見えてきます。
運用後に必要な資金額で投資先を決める
投資先を決める場合には、
①定期的に配当金や株主優待を受け取りたい。
②非常時の資金としてお金を準備しておきたい。
③余裕資金を増やしたい。
④老後資金などの必要時までにかしこく運用し、将来への資産形成をしたい。
以上のように、ご自身の投資目的を考え、いつまでにどのくらいの資金を得ていたいのかを明確にし、それにあった投資先を選ぶ必要があります。
どんな投資にもリスクは付きものなので、一喜一憂しすぎずに運用していくことが必要です。
余剰資金の運用におすすめな投資方法3選！
余剰資金を将来のライフスタイルに合わせて運用をしていく、おすすめの投資方法について3つお伝えします。
本業がある方も、本業と並行しながら手間や時間を掛けずに、余剰資金の運用ができる投資方法となります。
不動産投資
不動産投資とは、マンションやアパートなどの不動産を購入し、運用することで利益を得る投資方法です。
マンションを購入して入居者に貸し出せば、その分の家賃収入を得ることが出来ます。預貯金がある方は、不動産投資を始めやすいのが特徴です。
不動産投資は、長期運用に適しており、入居者が定着すると長期的に安定した収入が見込めます。また、毎年の所得税や住民税の節税効果を得ることができます。
本業が忙しい方も、本業と並行しながら行うことができる投資方法です。
株式投資
企業が資金調達の為に発行する証書である株式を私たちが証券会社を通じて購入することを株式投資といいます。
株式投資では、株式を購入した時よりも株価が上昇したタイミングで売却すると値上がり益を得ることができます。
その企業の株式を保有する間は、企業が得た利益の一部を保有株数に応じて、配当金として受け取れたり、自社サービスを株主優待として
得られる場合もあります。
株式は想定外となる値動きがある為、一喜一憂せず、中長期に適した投資方法です。
投資信託
投資信託は、株式や債券、不動産などの様々な金融商品をパッケージングした運用商品となります。
資産運用のプロであるファンドマネージャーが、投資家から集めたお金をまとめて運用する為、手間をかけずに複数の投資先への分散投資が可能という
メリットがあります。
投資信託は、商品によってリスク・リターンが大きく異なる為、運用の際はしっかり目論見書をしっかりとチェックしましょう。
投資信託は、教育資金や老後資金を目的とした長期運用におすすめの投資方法です。
まとめ
今回は、それぞれのライフスタイルに合わせた余剰資金の運用方法についてお伝えしましたが、資産運用をする場合は少なからずリスクがある為、
生活に支障をきたさない程度の資金と値動きに一喜一憂しすぎないことが重要です。
余剰資金の運用方法は、複数あるのでご自分にあった運用方法でぜひ、資産運用を始めてみてください。
