2024.01.12UP 投資の種類にはなにがあるの?おすすめの方法とポイントを解説

投資を始める際、自分にあった投資先を見つけるのは難しいかも知れません。
最も避けたいのは、投資の種類をあまり知らず自分に合わないものを始めることです。
そこで、この記事ではわかりやすい言葉で投資の種類をいくつか解説していきます。難しい専門用語は使いません。
そして最後にはおすすめの投資先もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。あなたにピッタリの投資先を見つける手助けになるはずです。

投資の種類にはなにがあるの?

投資の種類は多岐にわたり、その選択肢は豊富です。初めて聞く投資先もあるかも知れません。
株式投資や投資信託、為替取引から債券、仮想通貨、先物取引、不動産投資までさまざまな形態が存在します。
メリットのみに目を向けず、それぞれの特性やリスクを理解し、自身に最適な投資先を見つけましょう。

株式投資

株式投資は、企業の一部を買って、その企業が大きく成長することでお金を儲ける方法です。
広く知られていて、初めての投資に株式投資を選ぶ人も多いでしょう。
株式投資で利益を得るには、売り買いを繰り返し行う「売買利益」と株を保有することで得られる「配当金」があります。
ネット証券のおかげで、お手軽に株式投資を始められるようになりました。
ですが、簡単に売買ができることで長期保有することが出来ず、損を出す人が増えたことも事実です。
投資において、短期的に利益を出そうとするとリスクを大きく取る必要があります。
順調に資産を増やしていきたい方は、長期的な目線で投資を行いましょう。

投資信託

投資信託は、たくさんの人からお金を集めて、プロのファンドマネージャーが企業の株式や債権などに分散投資する仕組みです。
投資信託には「株式型」「債券型」「バランス型」など種類があり、バランス型は株式と債券をバランスよく組み合わせたものになります。
どれも小額から始められるので、リスクを管理しながら資産を増やす手段として利用されてます。
投資信託の運用資産は分散されているため、リスクを減らして投資をすることができます。
ですが、プロもタダで運用してくれるわけでなく、数%の手数料がかかるため、自分で運用した場合よりも利益が減ってしまうことが特徴です。

為替取引

為替取引(FX)は、異なる国の通貨を交換することで、為替相場の変動を利用して利益を得る取引のことです。
円安によって資産が減るのを防ぐために、為替取引をして円をドルに変える人が増えていますね。
どうしてドルに変えるのか。日本円をアメリカドルに交換することを考えてみましょう。
もし今が1ドル100円で、後に110ドルになった場合、円をドルに交換した人は、1ドルあたり10円の利益を得ることができます。
ただし、為替相場は非常に変動しやすいため、慎重な取引が必要です。経済や政治的な状況までを把握しながらチャートを見続けなければいけません。

債券

債券は、企業や政府がお金を借りる際に発行する借り入れ証書のことです。
投資家が債券を購入することで、発行者にお金を貸し付けて一定の利息を受け取ることができます。
例えば、100万円で債券を購入し、利率が5%の場合、年に一度5万円の利息が支払われます。また、一定期間が経過した後に元本も返ってきます。
債券は比較的安定した投資とされていますが、価格は金利や信用力によって変動します。企業の債券(社債)を購入し、その企業が倒産すると元本は戻ってきません。

仮想通貨

仮想通貨は、デジタルで暗号化された通貨で、中央銀行や政府などの中央機関に依存せずに取引ができる通貨です。ビットコインやイーサリアムなどが代表的です。
ビットコインは、ブロックチェーンという技術によって2009年に登場しました。この技術により、取引の透明性とセキュリティを確保しています。
仮想通貨は、取引手数料が低く、国際送金が素早く行えるといったメリットがあります。
ただ、価格の変動が激しく、税制などの規制が不確かでリスクを伴います。

先物取引

先物取引は、将来のある時点で資産(株式、通貨、商品など)を一定の価格で売買する契約のことです。投資初心者の方にはあまりおすすめできない投資法です。
先物取引はリスクヘッジ(価格変動から保護すること)や投機(価格変動を利用して利益を得ること)のために利用されます。
投資家は、将来の価格変動に備えて特定の商品や資産を買う(ロングポジション)か、売る(ショートポジション)ことができます。
ただし、先物取引は価格変動の影響を受けやすいため、慎重な戦略やリスク管理が求められます。
また、証拠金と呼ばれる一定額の保証金が必要なことも初心者におすすめしない理由です。

不動産投資

不動産投資は、土地や建物などの不動産を購入し、将来的にその不動産の価値が上昇したり、賃料収入を得ることを目的として行う投資です。
不動産投資の主なメリットは、安定したキャッシュフローや資産の保全が期待できることです。
賃貸物件を所有する場合、家賃収入を得られ、不動産の価値が上がれば資産の増加も期待できます。

不動産投資がおすすめ!そのワケは?

ここまで様々な投資の種類を解説しましたが、その中でおすすめなのが不動産投資です。
なぜなら、不動産は安定したリターンが期待でき、価格変動によるリターンも得ることが可能だからです。
不動産市場は長期的な視点での安定性があり、賃貸収入や将来的な価値の上昇によって投資家に大きな利益をもたらします。
また、リスク分散の一環として不動産を取り入れることで、投資ポートフォリオを強化でき、社会的信用にも繋がります。
独自のメリットや税制面でも魅力的な点が多いため、それぞれについて詳しく解説します。

安定した収益が見込める

不動産投資では、購入した物件を貸し出すことで安定した収益が見込めます。
その他の投資方法では、企業の売上によって配当金が貰えないなど不安定な部分が多いです。
その点、不動産は家賃収入が途中で変更されることは無く、人が生きる上で欠かせない「衣食住」のひとつなので、安定した需要により利益をもたらします。
また、毎月の安定的なキャッシュフローはとても魅力的です。そこから月々の経費やローンの返済に利用することもできます。

長期的に価値を持ち続ける傾向がある

良い投資先とは、「長期的に価値を持ち続ける」特性が重要です。一般的には、株式投資や不動産がその特性を備えています。
土地や建物の需要は、時間が経つにつれて拡大する傾向があります。
例えば、都心部の港区の平均価格は2012年には「4762万円」でしたが、2022年には「1億212万円」まで上昇しています。
地域の発展による再評価も期待されます。慎重なリサーチと地域の成長見込みを考慮することで、安定的かつ堅実な投資を行えます。

他の資産クラスとのバランスがとれる

不動産投資は、「他の資産クラスとバランスが取れる」というメリットがあります。
投資ポートフォリオにおいて、株式や債券と組み合わせることでリスクの分散が可能です。
これにより、異なる市場の変動に対して防御的な役割を果たし、安定性を高めることができます。
不動産は通常、価格変動が比較的緩やかで、安定収益をもたらすため、多様性のある投資ポートフォリオを構築する際に有益です。

税金上のメリットが得られる場合がある

不動産は税金上のメリットを得られる場合があります。投資家が不動産を購入するのは、この節税が目的の場合が多いです。
また、相続対策として有効です。
現金を相続する場合は、額面通りとなりますが、不動産の場合課税対象を割引いて評価してもらえるので、相続税額を圧縮することができます。
このように不動産はお金のかかる部分もあるけれど、税金上のメリットを得られることもできるのです。

まとめ

投資には色々な種類があり、それぞれのメリットやリスクの大きさも異なります。
この記事では、安定した収益や長期的な価値という目線から不動産投資をおすすめしました。
ですが、自分にあった投資スタイルを見つけ、それに合わせて投資先を探すことが何よりも大切です。
自分の資産は自分自身しか守れません。もし少しでもお力になれましたら幸いです。