2024.01.10UP 資産運用にはなにがある?初心者向けにおすすめの7つを紹介!

突然、お金が降ってこないかな? 
もし、宝くじで〇億円当たったらこういう使い方をして、資産を増やしていくのになぁ。
などと、考えたことは誰しもがあるかと思います。
では、現実に戻って資産を増やしていくにはどのような方法があるのでしょうか?
今回は、特に初めて資産運用について考えてみる方にオススメの内容です。
耳慣れない言葉もあるかと思いますが、分かりやすく解説しますので情報収集から始めていきましょう。

資産運用とは?

資産運用とは、持っているお金を(資産)を増やしていくことです。
貯めることを重視した預貯金と、増やすことを重視した投資があります。
預貯金も預けることで利子が付きますので、資産運用と言えます。
投資といいましても様々な資産運用の方法があります。
ここでは、初めての方にもオススメ出来る資産運用について、テーマごとに解説していきます。

初心者におすすめの資産運用7選!

資産運用には色々な方法があります。
運用方法について、聞いたことはあってもどういった内容のものなのか、しっかり理解していないこともあるのではないでしょうか。
また、興味はあるものの、何から始めたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そういう資産運用初心者の皆さんに7つの運用方法について、解説していきます。

預貯金

銀行にお金を預けておくと利子がつきます。預金も資産運用の1つと言えます。
円預金はいつでも引き出しができる普通預金、一定期間の預金の引き出しに制限を加える代わりに金利を高くしている定期預金、
一定期日まで毎月定額を積み立てる積立式定期預金などがあります。
しかし、安全な反面、超低金利の状態が続いており、円預金を預けてもほとんど資産が増えることはありません。
また、物価が上昇している局面では、資産運用で物価上昇を上回る成果を出さないとお金の価値が目減りしていることになってしまいます。

外貨預金

円ではなくドルやオーストラリアドルといった外国通貨で預金をすることも出来ます。
円安になれば大きなリターンを得られ、金利も円預金より高く設定されています。
しかし、円高になった場合には元本割れをすることがあります。
また、外貨預金に預けるには円を外貨に交換し、日本で使用する場合には再度円に戻す必要があります。
預けるときと払い戻すときに都度、為替手数料がかかることに注意してください。

債券投資

債券とは、国や地方公共団体、企業などが投資家などから資金を借り入れるときに発行する有価証券のことです。
一般的に、株式や投資信託などと比較すると安全性が高く、収益性も安定していると言われています。
あらかじめ支払われる利息が決められているため、償還日まで運用した場合の収益額がはっきりしています。
注意点としては、債券の発行元が倒産や財政難に陥ると利息や償還金が受けられなくなる可能性があります。

投資信託

投資信託とは、投資家から集めたお金を1つの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などで運用し、
その成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品です。
初心者は、銘柄選定やタイミングの見極めが難しいと感じる方が多く、投資信託ではそれらを専門家に任せられるという
メリットがあります。
また、投資信託は少額の積み立てからスタートすることができます。

iDeCo

iDeCoとは公的年金にプラスして給付が受け取れる年金制度です。
20歳以上65歳未満の公的年金被保険者の方が加入できます。
iDeCoは自分で金額を決めて掛け金を払い、預金や投資信託など自分が選んだ商品で運用した後、
原則60歳以降に年金または一時金で受け取ります。
受取額は積立金と運用損益の合計ですので、運用成果に応じて変動します。
また、掛金が全額所得控除や利息、運用益が非課税などの税制面でのメリットもあります。

FX

FXはForeign Exchange(外国為替)の略で、ある国の通貨を別の国の通貨に交換することを意味しています。
日本でFXは外国為替証拠金取引とも呼ばれており、取引額の一部に相当する証拠金を預けるだけで
外国為替の取引を行えるのが大きな特徴です。
これは、少額で大きな金額の取引ができることを意味しており、レバレッジ効果と呼ばれています。
FXは金融商品取引法に守られた金融商品であり、金融庁による厳しい審査を通過し登録を受けた業者でなければFX サービスを提供することはできません。
また、FX投資は少額から始めることができます。少額の資金から始められるというメリットは、投資を初めて行う方の不安要素軽減にもなるでしょう。

不動産投資

不動産投資とは、マンションやアパートなどの不動産を購入し、運用することで利益を得る仕組みの投資のことです。
建物一棟ではなく、マンションの一室を購入して貸し出すことで家賃収入を得るのが区分マンション投資です。
一棟を買う場合に比べると初期費用も安く、低リスクで始められるため、なかでもワンルームタイプは
不動産投資初心者の方を中心に人気を集めています。
また、不動産投資の中には一棟丸ごと購入し、家賃収入を得る方法もあります。
物件規模に応じて投資金額も大きくなってしまいますので検討が必要です。

初心者には不動産投資がおすすめなワケ

区分マンション投資はもっとも始めやすい不動産投資の方法の1つで初心者の方におすすめです。
物件購入に際しては、金融機関から融資をうけることができますので、初期投資を抑えることができます。
自己資金は物件金額の1~2割程度、または、自己資金ゼロでフルローンで融資を受けることも可能なことがあります。
また、フルタイムで働いている人でも不動産投資が出来るのは、管理を不動産会社に任せることができるため時間や手間がかからないからです。
不動産投資なら、ほかの投資に比べて自分の時間を多く割く必要がありません。

安定した収益の可能性

不動産投資の魅力は、なんといっても長期安定収入が見込めるということでしょう。
いったん入居者が決まれば、平均して2~3年は入居してくれるでしょう。
購入物件が新築であれば、最初の10年くらいは再募集の際のリフォーム費用も少額で済みます。

長期的な資産価値

不動産物件は資産価値に応じて中古でも値段がつきます。
家賃収入を得て、タイミングを測って物件の売却することも選択肢の一つです。
その時、入居状況が良好であれば魅力的な収益物件として売り出すことが可能になります。

税金上のメリット

不動産投資には節税できる仕組みがあります。
所得税、住民税については、減価償却、損益通算を行うことで所得額を少なく申告できるため
毎年の納税額を抑える効果が期待できます。
また、金融機関から融資を受けたのであれば、利息は経費として計上できます。

まとめ

今回は、様々な資産運用の方法について概要を説明し、
中でも初心者にオススメできる運用として、不動産投資を挙げさせていただきました。
物件購入にあたって初期費用、または融資を受けることが必要にはなりますが、
そのさきにある長期安定収入、物件を売った時の売却益まで
初心者であっても業者を通じて取引することが可能です。
サラリーマン大家さんという言葉があるように、フルタイムの仕事をしていても兼業が可能です。
情報収集を終えたら、一歩ふみだしてみてはいかがでしょうか。