2024.01.09UP 初心者におすすめの投資7選!種類や特徴を徹底解説!

本記事では、初心者におすすめできる投資を合計7点に厳選してご紹介します。
投資といっても、具体的にどんなことをすればよいか、何を選べばよいか分からないという方も多いかと思います。
実際投資自体の種類も様々存在している中で、どんな特徴があるのかを解説していきます。投資に興味がある方は是非とも参考にしてください。

投資とは?

そもそも、投資というと皆さんはどんなものを思い浮かべるでしょうか?
投資は、資金や資産をある期間にわたり運用し、将来的に利益を得ることを目的とした行為やプロセスとされています。
一般的に、お金や他の資産を特定の資産クラス(株式、債券、不動産など)に投入し、その結果として得られる収益や利益を期待して行います。
個人や企業が資産を増やす手段として広く利用されています。
また、投資を専門的に行っている個人のことを、投資家といいます。

初心者におすすめの投資7選!

おそらく、投資と聞いて様々なイメージが思い浮かぶことでしょう。
ここからは、投資初心者にもおすすめできる投資方法を合計7点、分かりやすく解説していきます。

投資信託

投資信託は、複数の投資家から資金を集め、それを専門のファンドマネージャーが運用して株式、債券、不動産、金などの様々な資産に分散投資する仕組みです。
ファンドマネージャーは投資信託を運用する専門家や団体であり、市場動向や投資機会を分析しファンドの資産を適切に運用して利益を最大化することを目指します。
投資信託は個別の銘柄に比べてリスクが分散されています。
またファンドマネージャーによるプロの運用が期待できるため、一般の投資家にとってはリスク管理や運用の手間を減らすことができます。

債券投資

債券投資は、企業、政府、またはその他の機関から債券を購入することを指します。
債券は、発行体が資金調達のために債務を発行し、投資家がその債務に対して利息を受け取ることができる有価証券です。
債券を保有することで利息やクーポンを受け取ることができ、定期的なキャッシュフローとなり投資の収益の一部となります。
債券は通常、満期において元本が返済されるという特徴があります。これは、発行体が債務を返済することを約束しているためです。
一般的に、債券は元本保証が設けられているために株式よりもリスクが低いとみなされています。

株式投資

株式投資は、企業が発行する株式(株)を購入することによって、その企業の所有権の一部を得る投資の形態です。
株主は企業の株を所有することで、その企業の経営に参加し、利益の一部を受け取る権利を持ちます。
株式は通常、株式市場で取引されます。代表的な株式市場には、ニューヨーク証券取引所(NYSE)、ナスダック、東京証券取引所(TSE)などがあります。
株式投資は、他の多くの投資よりもリターンの機会が大きい一方で、市場変動や企業の業績に伴うリスクも高いです。

FX(外国為替証拠金取引)

FX(外国為替証拠金取引)は、外国為替市場で通貨を売買するための金融取引の一形態です。
通貨同士の交換が行われる国際的な市場である外国為替市場で行われており、24時間営業していて世界中の金融センターで行われています。
2つの通貨を組み合わせた通貨ペアが取引の対象となります。例えば、米ドルと日本円の組み合わせはUSD/JPYと表示され、これを基にして取引が行われます。
レバレッジと呼ばれる、少額の証拠金で大きな取引を行えるのが特徴です。

NISA

NISA(Nippon Individual Savings Account)は、日本の個人投資家向けの税制優遇制度です。
個人が特定の範囲内で資産を運用する際に税金の優遇措置を受けることができる制度として数えられています。
NISA口座では、株式、投資信託、上場投資信託、REITなど、一定の運用対象が指定されています。
NISA口座での利益や配当に対して、一定の非課税枠が設けられています。これにより、特定の範囲内での運用利益は課税の対象外となります。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、日本の年金制度の一環として導入された投資の方式の一つです。
個人が自らの年金資産を積み立て、将来の年金受給資金を増やすための制度です。
被保険者が自分で運用商品を選択することができ、具体的な選択肢は株式、債券、投資信託などがあります。
所得税や住民税の課税対象から控除されるため、税制面での優遇があります。
加入者はリスクを取りながら資産を運用し、将来の年金受給資金を増やすことが期待されています。

不動産投資

不動産投資は、不動産に資金を投入し、その不動産から収益を得ることを目的とする投資の形態です。
不動産投資の主な収益源は、物件から得られる家賃収入です。この金額が物件の維持費やローンの支払いに対してプラスになると、キャッシュフローが生まれます。
物件の価値が上昇すると、物件を売却した際にキャピタルゲインが生まれる場合もあります。
またローンを活用することで、少ない自己資金で物件を購入することができ、その結果として投資利益が増加することができます。

投資の基本「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」

投資の形態と言っても様々存在しており、NISAなどのように日本独自のものもあることがお分かりいただけたかと思われます。
どんな投資を行う上でも、インカムゲインとキャピタルゲインという2つの単語は必ず登場するので、これから取り組もうとする場合には覚えておく必要があります。

インカムゲインとは?

投資におけるインカムゲインは、主に収益を指します。これは投資から得られる定期的な収入や利益を指し、通常は配当や利子として現れます。
例えば、株式を保有している場合、企業が利益を出した際に株主に配当金が払われますが、これを配当所得と言います。
他にも、不動産を所有し、それを賃貸に出して得られる家賃収入も一種に数えられます。
インカムゲインは投資家にとって重要な要素であり、資産の成長だけでなく定期的な収益を得る手段として利用されます。

キャピタルゲインとは?

キャピタルゲインは、投資において資産の売却によって生じる利益のことを指します。
これは、資産を取得した時の購入価格と、売却時の価格との差額です。キャピタルゲインは、株式、不動産、債券などの異なる種類の資産に関連しています。
例えば不動産を100万円で購入し、その後150万円で売却した場合には差額の50万円が利益という事になります。
資産を保有してから売却するまでの期間によって、長期キャピタルゲインと短期キャピタルゲインに分かれることになります。

初心者には不動産投資のインカムゲインがおすすめ!

不動産は通常、安定した現金収入を生み出す資産であるとされています。賃貸収入が毎月安定して入るため、投資家は一定のキャッシュフローを期待できます。
不動産を保有しておくことで、安定的に家賃収入が入ってくるだけでなく、将来的に物件の価値が上がり、売却した際に当時の購入価格よりも高く売却できる場合もあります。
不動産投資は、貸付金利よりも低いローン金利で資産を購入し、賃料によってローンを返済することができるため、貸借差益が発生することがあります。
形態も様々存在し、少額からも手を出すことができることから、資本が多くない方にもおすすめです。

まとめ

本記事では、初心者におすすめできる投資の種類を7点と、それぞれの特徴についてご紹介してきました。
初心者の場合、まずは自分のリスク許容度や目標に合った投資先を見つけ、少額から始めることがおすすめされています。
また、投資に関する基本的な知識を身につけることも大切ですので、是非とも十分に準備や下調べをしたうえで自分に合った投資方法を選択してみてください。