2024.01.01UP ワンルームマンション投資とは?失敗しないための対策方法も解説!

今回の記事では、ワンルームマンション投資がどのようなものなのか紹介します。
不動産や投資といった言葉を耳にしたり、目にしたりする事が最近多くなった方にとって、気になっているワードではないでしょうか。
不動産投資にも様々な種類がある中で、ワンルームマンション投資のメリットや注意点などを解説します。

ワンルームマンション投資とは?

ワンルームマンション投資とは、一つの部屋と独立したバスルームやキッチンを備えた小さなマンションの一室を購入し、賃貸用の物件として運用する投資のことを指します。
都市部など人口密集地帯では、単身者や若い世帯などに需要があるため、賃貸需要が比較的安定しているといわれています。
元々マンションやアパートなどが多くある都市部においては、不動産投資は需要が高いとされていましたが、このワンルームマンション投資もそんな不動産投資の一種として数えられています。

ワンルームマンション投資はどんな人に向いている?

不動産投資と一言でいっても、種類は様々です。それでは、ワンルームマンション投資に向いている人はどのような人なのでしょうか。

不動産投資が初めての人

ワンルームマンション投資は、不動産投資の経験がない初めての方におすすめです。
ワンルームマンションは、一棟に比べて投資額が低い傾向があります。これは、一部屋のみであるため物件価格が比較的抑えられるからです。
したがって、そこまで資金的に余裕のない初心者の方であっても、手を出しやすい投資だといえます。
ワンルームマンションは狭いスペースで構成されているため、管理も比較的容易です。物件のメンテナンスや清掃、入居者の対応などが比較的簡単に行えます。

副業の代わりに不動産投資を始めたい人

副業の代わりに不動産投資を始めたい方にもおすすめできます。
ワンルームマンションは一般的に比較的低い価格帯で入手できることが多く、大規模な資金を必要としません。そのため副業の代わりとして始めやすく、投資初心者でも挑戦しやすい特徴があります。
ワンルームマンションは管理が比較的容易な物件が多いです。一つの部屋だけのため、入居者とのコミュニケーションや管理業務が簡素化される場合があり、これによって、副業の代わりとして投資を行う際の負担が軽減される可能性があります。
また、複数のワンルームマンションを持つことで、リスクを分散することも可能です。

将来安定的に家賃収入を得たい人

将来的に安定して家賃収入を得たいと思っている方にもおすすめです。
ワンルームマンション投資に限らず、不動産投資は自己資産を形成し、将来の収入源を確保するための手段として魅力的です。
ワンルームマンション投資で着実に成果を上げれば、将来的に経済的な安定の一助となる可能性があります。
特に、先ほどご紹介した通り、初心者でも手の出しやすい投資ということから、投資を勉強する実践的な教科書としても価値があるでしょう。

ワンルームマンション投資のメリット

このように、ワンルームマンション投資に向いている人というのは、意外にも多くの人が該当している傾向にあります。
非常に種類の多い不動産投資の中で、ワンルームマンション投資ならではのメリットがあります。

初期費用が10万円ほどでも始められる

まず、初期費用は10万円程度でスタートできるということが挙げられます。
ワンルームマンションは、一般的なマンションに比べて面積あたりの価格が比較的安い場合が多いです。一般的なマンションよりも小さい部屋で構成されているため、価格が抑えられていることがあります。
ワンルームマンションは、都心部などの交通の便が良い立地に多く建設されています。これにより、土地の価格が比較的高くなることがありますが、一方で交通アクセスの良さや都心部の便益を享受することができます。

運用管理がほとんどいらない

続いては、運用管理に関する費用が低いというものです。
ワンルームマンションは建物規模が小さく、総戸数が少ない場合が多いです。そのため、共用施設の整備や管理費などの運用に関する費用を低く済ますことができます。
これが高級マンションや所謂タワーマンションであった場合、居住施設以外にもジムやキッチンスタジオなど様々な施設が付随しています。
それらは居住する人にとっては便利な反面、維持運用をする為にはコストがかかってしまうので、それらが必要ないのはワンルームマンション投資ならではです。

ランニングコストが少額

ランニングコストも少額に抑えられるというメリットもあります。
ワンルームマンションは専有面積が小さいため、管理費や共益費が一般的なマンションに比べて低額となることがあります。建物の共有スペースや設備が限られているため、その維持費用が抑えられるのです。
専有面積が小さいワンルームマンションは、掃除や修繕にかかるコストが一般的なマンションよりも少なく済みます。また、内装や設備もシンプルでメンテナンスが比較的容易なため、ランニングコストを抑えられます。

ワンルームマンション投資の注意点

このように、様々なメリットを持っているのがワンルームマンション投資なのですが、投資である以上リスクを抱えているのも事実です。
投資をする以上、どのような方法で成功ができ、収益をあげることができるのか考えるでしょう。ワンルームマンション投資の注意点に関しても説明します。

空室リスクがある

まず、空室のリスクがあります。
不動産市場においては、需要と供給のバランスが影響を及ぼします。特にワンルームマンションは、独身者や学生、単身赴任者などのシングル層を主なターゲットにしているため、需要が比較的敏感に変動することがあります。
不動産投資をする上では、家賃収入が欠かせません。これが継続的かつ満室、またはそれに近い状態でなければ、主目的である利益を得るのは難しいでしょう。
特に、都市部や学生街などでのワンルームマンション投資では、他の賃貸物件との競争が激しくなることがあります。

入居者の質が良くないことが多い

続いては、入居者の質が良くないケースが多いというものです。
ワンルームマンションは一般的に家賃相場が比較的低いため、低所得層や学生、派遣労働者など、家賃負担の軽い入居者が多くなることがあります。
家賃の相場が低いため、高所得層や安定した収入を持つ入居者が集まりにくい傾向があります。
ワンルームマンションの人気は地域や物件の条件によって異なります。交通の利便性や周辺環境、アメニティなどが整っていない場合、良質な入居者が集まりにくい可能性もあります。

金利上昇のリスクがある

金利が上がるというリスクもあります。
ワンルームマンション投資を行う際には、多くの場合ローンを利用して購入します。金利が上昇すると、新たに借り入れるローンの金利が高くなる可能性があります。
ワンルームマンション投資においては、家賃収入が主な収益源です。金利が上昇すると、賃貸市場に影響を与える可能性があります。
例えば、家賃の上昇が鈍化するか、入居率が下がることで収益が減少するリスクがあります。

ワンルームマンション投資で失敗しないためにはどうしたらいい?

絶対に失敗しない、つまり利益を上げられるという保証はどのような投資でもありませんが、例えばマーケットリサーチは代表的です。
需要の高い地域や将来性が見込まれるエリアを選定することで、長期的な収益性を高めることができます。
不動産エージェントや専門家のアドバイスを仰ぎ、物件選びや投資計画の立案に役立てるのも立派な対策です。経験豊富なプロの意見や市場情報を参考にすることで、より合理的な投資判断ができます。
慎重な計画とリサーチ、専門家のサポートを活用するのは、長期的な収益を確保するためにもとても大切な対策といえます。

まとめ

本記事では、ワンルームマンション投資がどのようなものかについて詳しく紹介しました。
都市部を中心として需要が高まっている反面、良い点もあれば不利益を被ってしまいかねない点があるのも事実です。
どういった投資であるかを踏まえたうえで、対策を講じて収益を上げられるようにワンルームマンション投資を実践してみてください。