2023.11.20UP 少額で不動産投資を始めるメリットやデメリット
投資方法なども解説!

本記事では、少額から不動産投資をスタートするメリット、およびデメリットについて解説していきます。
昨今投資に関して耳にすることが多くなった分、気になっている方も少なくないのでしょうか。
本記事を参考にする事で、少額不動産投資にどんな利点と注意点があるかを知ることができるので、
最後までご覧になってください。

少額で不動産投資を始めるメリット

投資というのは、お金持ちだけがやるものであるというイメージがあるかもしれません。
しかし昨今は投資といっても非常に様々な種類があり、その1つに少額で始められる不動産投資があります。
まずは少額で始められる不動産投資のメリットから解説していきます。

銀行預金よりも高利回りで運用できる

まず1つ目は、銀行預金よりも高い利回りが期待できる点にあります。
不動産投資では、物件を購入して入居者に貸し出すことにより、家賃収入を得ることができます。

家賃収入は、物件のキャッシュフローを増やす要因となり、運用利回りを向上させる助けとなります。
不動産はインフレヘッジとしての性質を持っています。インフレが進むと資産の価値が上昇し、
土地や建物の価値が増加する傾向があります。
これにより、物件の投資価値が保持される可能性が高まります。

管理会社に物件管理の委託ができる

続いては、管理会社に物件の管理委託ができることです。
管理会社は不動産管理において専門知識と豊富な経験を持っています。適切な賃料設定、入居者の募集や審査、
定期的なメンテナンスなど、効果的な不動産運営を任せられます。

物件の管理は、入居者とのやり取りやトラブル解決など、多くの時間と労力を要する場合があります。
管理会社に委託することで、オーナーは物件管理にかかる負担を軽減できます。
管理会社による入居者の募集や審査、賃料設定により、信頼性のある入居者を確保し、収入の安定にもつながるでしょう。

不動産投資初心者でも始めやすい

また、不動産投資初心者でも少額なら始めやすいです。
少額不動産投資は、比較的低い金額で始めることができます。高額な物件を購入する必要がないため、
初めての投資でもリスクを最小限に抑えられます。
また、リスクを分散しやすい特徴があります。複数の少額物件に投資することで、リスクを均等に分担することが
できるからです。

少額不動産投資は短期間で始められるため、早期に不動産投資の基礎知識を身につけることができます。
経験を積むことで、将来的に大規模な投資に向けた準備も進められるでしょう。

少額で不動産投資を始めるデメリット

このように、少額不動産投資には様々な利点が存在しています。
ただし投資の一種である事は間違いありませんので、メリットがあればリスクもあります。
続いては、少額不動産投資ならではのデメリットを解説していきます。

大きな利益を得られない

まずは、大きな利益を得ることが難しいです。
高額な不動産は収益性が高い場合がありますが、少額投資ではそれらの不動産に投資することが難しい場合があります。
少額投資では、購入した不動産から得られる賃貸収入や利益が限られる傾向があります。そのため、大きな利益を得ることが難しい場合が多いです。
また、購入できる不動産の種類や地域に限りがあります。資産を分散させることが難しい場合、リスクを分散させることも
難しくなります。

少額でも投資リスクは少なからずある

例え少額の投資であっても、同じ投資である以上リスクは存在しています。
不動産市場は常に変動しています。投資した時点では良い条件であったとしても、後に市場が低迷したり、需要が減少したり
することがあります。
不動産投資は地域経済にも影響を受けます。地域の経済不振や人口減少などが起こると家賃収入が減少する可能性があり、
少額投資でもそうしたリスクを被る事があるのです。

さらに不動産は比較的流動性が低く、予期せぬ事態が起こった場合に急いで売却しようと思っても市場価格よりも
安い価格で売却せざるを得なくなることがあります。

投資先の選択肢が狭くなる

投資先の選択肢があまり多くないのもデメリットと言えるでしょう。
少額不動産投資は、比較的低額な資金で行われるため、投資対象となる不動産の価格帯が限定されます。
高額な不動産に比べて、低価格帯の不動産は市場にあまり出回りません。

少額不動産投資の場合、投資対象となる不動産の種類や地域が限られることがあります。例えば、都心部や人気エリアの
不動産は高価格な場合が多く、少額不動産投資では手が届かない場合があります。
少額不動産投資であるからこそ、適切な物件や地域を見極めるのが非常に大切であると言っていいでしょう。

少額で不動産投資を始める方法4選!

このように、少額で始めやすいというのが利点になっている反面、投資である以上リスクも抱えているのが
少額不動産投資です。
最後に、もし少額で不動産投資を始めたいと思っている方におすすめの方法を4点ご紹介します。

不動産小口化商品

まずおすすめするのは、不動産小口化商品です。
不動産小口化商は、小口の投資単位から不動産に投資できる仕組みです。
一般的な不動産投資では高額な資金が必要ですが、不動産小口化商品では少額から始めることができるため、
リスクを分散しやすいです。

不動産小口化商品は複数の不動産プロジェクトに分散投資することができます。複数の物件への分散投資は
リスクを集中させることを防ぎ、投資の安定性を高める効果があります。
また、プロの運営者によって管理・運営されているため、初心者でも比較的簡単に投資を始められます。

REIT(不動産投資信託)

続いては、REITになります。
REITは複数の不動産に投資するため、個別の物件に投資するよりもリスクが分散されます。
一つの物件に対するリスクを軽減できるため、初心者にとっては比較的安全な投資手段となります。
株式市場で取引されるため、少額から参加することが可能です。物件を一つ一つ購入することなく、少額から不動産市場に
参入することができるメリットがあります。

さらに不動産の運用・管理や収益化を専門に行うチームがいるため、個人投資家が物件の管理や手続きに悩むことなく
専門家に任せることができます。

不動産投資クラウドファンディング

不動産投資クラウドファンディングもおすすめの方法です。
こちらも比較的少額から参加することができる不動産投資の手法の1つで、従来の不動産投資では高額な資金が
必要でしたが、クラウドファンディングを利用することで数万円から投資を始めることができます。

クラウドファンディングでは、複数の不動産プロジェクトに少額ずつ投資できます。これにより、投資リスクを
分散することができます。
1つの不動産に全額を投資するよりも、複数の不動産に分散投資することができるので、リスクを抑えられます。

区分マンション投資

最後に紹介するのは、区分マンション投資という方法です。
区分マンション投資は、比較的低い投資額で始めることができます。アパート投資に比べてリスクが低く、初心者の方でも
取り組みやすいと言えます。
区分マンション投資では、1室分の家賃収入を得ることができます。良好な立地や需要の高いエリアを選ぶことで、
比較的高い家賃収入も期待できるでしょう。

更に言えば、この投資方法は分散投資としても適しています。少額で複数のマンションを所有することで、リスクを分散し、
安定した収益を得ることができます。

まとめ

今回の記事では、少額で不動産投資を始める場合のメリットとデメリットをご紹介しました。
少額不動産投資は、一般の方であっても始めやすい利点がある一方で、投資である以上他と同じようにリスクがあるのも
また事実です。
種類も豊富にあり、初心者が始めやすい投資の仕方ですので投資に興味を持ったのならば始めてみてください。