2023.08.29UP 東京のマンションオーナーになるメリットとは?
注意点なども解説!

マンション投資には東京がおすすめです。
初めてのマンション投資になぜ東京がおすすめであるかについて
・東京のマンションオーナーになるメリット
・東京のマンションオーナーになる際の注意点
・東京でおすすめなマンションの探し方
以上の4つを解説します。
東京のマンションオーナーとして、将来安定した収益が得られるように知識を深めましょう。

東京のマンションオーナーになるメリットとは?

東京のマンションオーナーとなった場合、
・収益はあるか
・需要はあるか
・空室のリスクはあるか
など考える人がほとんどです。
ここでは東京のマンションオーナーになるメリットについて
・人口
・外国人への需要
・単身世帯数
に着目して解説します。

人口が多い

東京は常に人口流入があります。
令和5年4月1日現在で人口の推計は、14,063,564人です。
(引用 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/04/26/05.html)
東京は若い世代での流入が多くなっています。
年齢層は20~24歳が多く、理由としては学校を卒業して就職などで上京するためです。
若い世代は賃貸への需要が高いため、安定したマンション経営ができると考えられます。

外国人のマンション需要増加

外国人の留学をはじめ、東京では外国企業誘致プロジェクトを行なっています。
外国企業誘致プロジェクトとは、多くの企業が集まる東京に欧米やアジアのグローバル企業を誘致して
国内の中小企業とのコラボレーションにより日本全体への経済効果を図ることです。
東京は治安も良く、世界的に注目の高い都市のため今後は外国人の移住者などマンション需要が高まると予測されます。
日本人と外国人では、部屋の間取りや周辺環境について求める基準が異なるため外国人をメインターゲットとする場合、
見極めが重要です。

単独世帯数の増加

2020年の国勢調査によると、東京の単独世帯数は全世帯数から見て50.2%と過半数を占めました。
東京では今後も単独世帯の増加が予測されます。
単独世帯が増加する理由としては、高齢者の配偶者との死別による独居、生涯未婚率の増加、離婚率の増加などです。
また、晩婚化も関係があるといえます。
国勢調査によると、東京では65歳以上の高齢単身者の割合が20.3%と多く占めます。
現在90歳を迎える者の割合は、男性28.1%、女性52.6%です。
男性より女性が長寿を迎える割合が大きいと考えると、将来的に女性のマンションへの需要が高まると予測されます。

東京のマンションオーナーになる際の注意点

東京のマンションオーナーになる際、メリットがある一方でデメリットもあります。
ここでは注意点として
・計画的な運用
・悪徳業者
・よくある失敗
について解説します。
東京のマンションオーナーになる際の注意点を押さえていきましょう。

無理をせず計画的に運用する

マンション投資で利益を得るためには計画性が欠かせません。
不動産投資を行う場合、すぐに利益を得ることは難しいです。
そこで、まず様々なリスクを考えた資金計画が必要となります。
様々なリスクとは、
・空室のリスク
・家賃滞納のリスク
・天災のリスク
・修繕費のリスク
などです。
また、将来の日本の人口変動や賃貸物件への需要などの予測も必要です。
長期的な運用を目指すならばセミナーへ参加したり投資用不動産会社から情報を得るなどして計画を練りましょう。

悪徳業者に気を付ける

不動産業界には多くの悪徳業者が存在します。
悪徳業者に騙されないためにしっかりと見極めましょう。
悪徳業者の特徴は、
・執拗(強引)な電話勧誘
・リスクを一切説明しない
・良い話ばかりを持ちかける
・契約を急かす
などです。
投資初心者に対し、経営破綻のリスクが高い物件を紹介したり、売却の際に囲い込みをしたりする業者もいるため気をつけましょう。
売却の際の囲い込みとは、不動産の売り手から依頼のあった物件を意図的に他の不動産会社に紹介しないことです。
不動産会社は、他の不動産会社を仲介しないことで売り手と買い手の両方から仲介手数料をもらえます。
囲い込みをされることで売却に時間がかかってしまったり、価格を下げるよう言われる場合もあるため注意が必要です。

よくある失敗事例を知っておく

よくある失敗事例を紹介します。
失敗する一番の原因は準備不足のための失敗です。
マンション投資にかかる費用について充分に理解していないために失敗をします。
マンション投資をする際、まず初めに自己投資をしておくことが重要です。
自己投資があることで投資物件への不動産仲介手数料、固定資産税、都市計画税などの初期費用や
管理費、リフォーム費、所得税、広告費などの運用中の費用を捻出することができます。
また、物件を売却する際にも費用が発生するので売却する可能性も含めて検討しましょう。

東京でおすすめのマンションの探し方

東京のマンションオーナーになる際、需要のある物件を購入しなければ安定した運用は難しくなります。
ここでは東京でおすすめなマンションの探し方を
・人気の沿線や区
・立地に合った賃料帯
・築年数や間取り
に着目して解説します。

人気の沿線や区から選ぶ

物件を選ぶ際に最も重要視されることは、駅やスーパー、病院などが近くにあることではないでしょうか。
東京23区の中で人気の高い場所は目黒区、中央区、文京区、杉並区です。
目黒区は治安が比較的良く、都心へのアクセスのしやすさや複合商業施設が複数あります。
中央区は区内のどこに住んでいても駅まで徒歩10分以内という立地の良さがあります。
文京区は繁華街が少なく、治安も良いため子育て世代におすすめです。
杉並区は通勤・通学に便利なことや遊べる公園、スーパーや商業施設などが充実しています。

メインターゲットが働く世代であるか子育て世代であるかで購入する場所を選ぶことが重要です。
また、繁華街の近くは夜間の騒音などがあるため避けましょう。
中央区、港区、新宿区、千代田区、文京区、江東区、品川区、渋谷区は東京再開発の中心となるため今後も需要の高いエリアとなります。

立地に合った賃料帯で選ぶ

マンション経営をする場合、周囲の物件価格を把握することが大切です。
特に、人気のエリアでは賃料を比較して少しでも安い物件を選ぶ人が多いと考えられます。
安い物件であれば月額賃料を10万円以下とすることが可能で、空室のリスクや家賃滞納のリスクを
減らすことができるでしょう。
他のマンション投資をしている人との横の繋がりを持ったり、不動産会社と良好な関係を築くことで
利益の出る家賃の設定方法や有益な情報を得られます。

築年数や間取りから選ぶ

マンションを購入する際、新築か中古か気になるところです。
マンションの価格自体は立地や設備等で決まり、資産価値は築年数と共に低下します。
中古マンションの場合、安い価格のため金融機関からの融資を受けやすいメリットがあります。
また、人気のエリアであれば入居者の需要も高いです。
1981年の建築基準法にて導入された「耐震基準」となっている物件かも見極めるポイントになります。
間取りとして、東京では今後単独世帯の増加が見込まれるため、単身者向けの間取りを選ぶと良いでしょう。
壁や床の形が悪い物件は単身世帯向けの場合、間取りが狭く感じられてしまうため避けた方が無難です。
場所によってはワンルームを建てにくくするためのワンルーム条例があるため、知識として押さえておく必要があります。

まとめ

東京のマンションオーナーになるメリットは、将来日本が晩婚化や未婚率の増加などにより
単独世帯が増えることでマンションへの需要が高まることです。
マンションオーナーになる際の注意点は、計画をしっかりと立て悪徳業者に騙されないよう知識を身につけましょう。
東京でマンションを探す場合は、駅やスーパーなどが近く治安の良いエリアを選ぶことや月額賃料を
意識することが大切です。
築年数は1981年を境に耐震基準が変わります。
東京はワンルーム条例でワンルームを建てにくくしているため、中古物件も検討しましょう。
セミナーに参加するなどして知識を身につけることで、将来の安定した収入に繋げることができます。